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世界で最も安全な水をシーガルフォーユーザーに

世界で最も安全な水をシーガルフォーユーザーに

ELITEの進化を成し遂げた
ゼネラルエコロジー社の技術と品質管理システム

時計の針は2003年に遡る。場所は米国ペンシルベニア州にある、シーガルフォー製造元ゼネラルエコロジー社。

      

シーガルフォーの開発者で同社代表(当時)のリチャード・T・ウィリアムス氏と、日本総代理店グランドデュークス株式会社代表の引地正修が向き合っていた。
「シーガルフォーの浄水能力を、さらに引き上げられないか?」

引地がテーマとしたのは、発がん性を懸念されるトリハロメタンの一種、クロロホルムを100%除去する総浄水量の向上だった。 言うまでもなくシーガルフォーは、メーカー推奨のカートリッジ交換時期である3800Lはもちろん、その倍量の7600Lまで、水の中に含まれる人体に有害な細菌、ウイルス、化学物質に至るまで限りなく100%除去する。

ただ、クロロホルムについてのみ、2000Lまでは100%の除去率が確認されていたが、3800Lでは92.7%に下がる。 これでももちろん、浄水器の性能は「除去率80%を切るまでの総浄水量を記載」することによって示す日本のJIS規格は優にクリアしているのだが、限りなく100%の有害物質除去を追求するシーガルフォーとしてはどうだろう?

引地の問いかけにウィリアムス氏は「わかった」と開発を明言したが、ついに代表在任中にこれを実現することができなかった。

「世界最高峰の浄水能力をさらに進化させるために、3年の月日が必要だった」

ポール・マーフィー / Paul Murphy

ゼネラルエコロジー社 プロダクトマネージャー

転機は、2016年に訪れる。創業者ウィリアムス氏の勇退に伴い、ゼネラルエコロジー社は航空機向け特殊部品の大手サプライヤー、ローア・グループの傘下となる。 潤沢な資金とバックアップ体制を得て、開発は再び加速した。

もともと飲用水をフィールドとするR&D(研究開発)型企業であるゼネラルエコロジー社には、優秀な技術者が多数在籍していた。 開発の指揮を執った、プロダクトマネージャーのポール・マーフィ氏は言う。

「既存の微生物や化学物質の除去性能を維持して、有機化学物質やクロロホルムの除去性能を向上できるよう、ストラクチャードマトリックスに特殊な素材を取り入れました」

〝ストラクチャードマトリックス〟とは、シーガルフォーが搭載する浄水カートリッジのこと。
つまりシーガルフォーを世界で唯一無二の浄水システムたらしめている心臓部をそもそもの素材から見直した。
いくつも試作を行い、検証を重ね、そして2019年。

「何度も除去テストを繰り返し、カートリッジの使い始めから3800Lの寿命期に至るまで、クロロホルムや他の化学物質を除去し続けることを確認しました」とマーフィ氏。

      

現時点で、世界最高の浄水能力を持つシーガルフォーの中でも、さらに最高峰の〝ELITEカートリッジ〟はこうして生まれた。 心機一転の再開発から3年、引地のオファーから数えると16年の月日が流れていた。

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