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エリア：関西 ジャンル：フレンチ
京都大学のシンボルである大正生まれの重厚な建築、百周年時計台記念館の1階に入るフレンチレストラン。学内とはいえ、クラシックな内装に広々とした店内は賓客を迎えるにふさわしい格調を醸し出している。もちろん学生、職員も利用するが、8割は地元や観光など一般の人ということなので、遠慮なく訪れてほしい。料理のコンセプトとして、京野菜をしっかりと取り入れている。シェフの地元である綾部にて、農家と直接コミニュニケーションを取りながら信頼関係を築き、おいしい素材を仕入れる。そして、どの食材もその一皿の中で存在を隠すことがないように、それぞれの特徴を引き出すことを心がけている。工夫を凝らされた、複雑ながら調和する味に至福を感じられるだろう。基本的にフレンチのコースだが、記念日や旅の思い出に、また、パーティやケータリングまでさまざまに対応している。また、月に一度、ディナータイムにクラシックの生演奏を催している。アマチュアに機会を設けることを主眼に、京大オーケストラからの出演が多いという。最高学府のキャンパス内で美しい音楽をバックに美味を堪能する、貴重な機会となること請け合い。